2020年 11月〜12月


 12/31/2020
今年の読み納めはマイクル・コナリー。

というかこの作家のものが今年は3冊も翻訳出版された上、 ぼくの読書量が以前に比べ格段に減ったこともありコナリーものばっかり読んでた印象。 まあ、 少なくなったとは言え読書の習慣は持ち続けないとね。

今年の年越しそばはこれ。



とみ田自慢の麺はモチモチツルツル、 エビ味抜群の濃厚スープ。 旨かったあ。

今年も皆さんには大変世話になりました。 ありがとうございます。 どうぞ良い年をお迎えください。








 12/28/2020
ナックル・ボーラー、 フィル・ニークロ逝去。

最近はメジャーでもとんと見ないナックル・ボール。 ストライク、 ボールの判定が難しく審判泣かせであり、 ファーストミットのような大きなミットでも取れないキャッチャー泣かせでもあるこのボール。
1990年代にドジャースに在籍したトム・キャンディオッティ、 彼もナックル・ボールを操り、 あの頃先発試合も何試合か観戦したけど、 スタンドから観てるとキャッチボールしてる風にしかみえないんだよね、 これが。 ところがバットは面白いようにクルクル回り、 あれよあれよと試合は進む。 聞いた話じゃキャンディオッティは週に10万円以上かけてネイルサロンで爪の手入れをしてたそう。 そんなデリケートなボールでもある、 と。

このボールについては色々面白い話があって、 かの名審判ロン・ルチアーノはナックルについて 「上へ行ったかと思うと下へ行き、 右へ行ったかと思うと途中でサンドイッチを食べ、 再び下に向かってキャッチャーミットに収まる」 と形容し、 ティム・ウェイクフィールドがナックルを武器にピッツバーグでデビューした時、 当時のバッテリーコーチが 「ティムが投げた試合の後、 キャッチャーが瞬きすることを忘れちゃって困ってるんだよ」 と言ってたのを今でも覚えてる。

これが他のナックル・ボーラーの映像。 変化のほどがよくわかるよね。

絶滅危惧種になりつつあるナックル・ボーラー、 フィルのようなピッチャーは2度と現れないんだろうな。 R.I.P.








 12/27/2020

ダルビッシュもこのV作った人もスゴすぎ








 12/25/2020
2020 Vintage

2020年に仕込まれ最初にしぼられた新酒。

龍苑の中華と。








 12/24/2020








 12/23/2020
“マンダロリアン ” Season2

ジェレミーが亡くなる直前にシーズン2の配信が完了、 偲びながら鑑賞。
最初の何話か、 何だか子供じみたストーリーに対象視聴者変えたのかと思ったけどエピソードが進むにつれスター・ウォーズ感ありありに。 あー、 良かった。 なので今回も面白かったっす。








 12/21/2020
“トラップ  凍える死体 ” Season2

アイスランドが舞台のちょっと衝撃的なこのドラマのシーズン1を観たのが3年前。 今回も変わらず骨太な。
前作では中国による土地の買収問題、 ヨーロッパにおける人身売買やSNSの問題点などを絡めたストーリー。 今回は小国アイルランドにおける移民問題、 その影響によるアイルランド語の消滅、 LGBT、 農村部で古くからあったであろう問題を根底に据え。 ヨーロッパ諸国の抱える問題を凝縮、 面白い。








 12/18/2020

Jeremy, R.I.P.








 12/17/2020
“ミダスの手先 ”

WOWOWオリジナルドラマかと思うようなタイトル、 なんだかなあと思いながらもこれが6話一気に。 今年観た中で1、2を争うくらいの斬新な奥深いドラマ。
マスメディアの報道する、しないの境界線。 適者生存、 生きるための犠牲。 大きく期待を裏切るエンディング。 シーズン2があれば視点は真逆に。








 12/14/2020
富山の支那そばや翠月で紅ズワイガニらーめんが始まったとの話。 店主の伊原さんに無理を言って早速頂きに。

例によってトッピングはじめ全ての仕事が丁寧。 流石。
ラーメンの上にカニが乗っただけのエセカニらーめんじゃない、 正真正銘スープのカニ味がもの凄い。 どうやったらこんな出汁が取れるんだろう。

食半ばでトッピングのカニみそを投入。

それまでのカニ特有の甘み溢れるスープが濃厚なカニそのものの味に激変。 すんげー。 麺を忘れスープがどんどん無くなっていく。
真鯛、 のど黒、 蛤、 紅ズワイガニ、 次はどれを頂こうか死ぬほど迷う。








 12/13/2020
柔道史に残る死闘。

試合後のインタビューで 「この勝利を誰に一番伝えたいですか」 という問いに勝者の阿部選手が感極まり 「誰にというのは無いです、 支えてくれた方々全てに」 と涙ながらに語った言葉には感動した。 自分が20代の頃なんて周りの人たちに感謝するなんて気持ちを彼ほど持ってた記憶が無い。 まさに金メダル。








 12/11/2020
“ペリー・メイスン ”

E・S・ガードナー原作の弁護士ペリー・メイスンシリーズをHBOがドラマ化。 1930年代から1970年代にかけて出版された原作本、 何十冊とあるんだけど多分ほとんど読んだと思う。 ガードナーの作品は登場人物や建物、 風景等の描写がほとんど無く淡々と物語が進むんだけど起承転結はハッキリしていて、 大概ラストでドンデン返しってパターンが多く、 そんな作風について評価が割れてたと思う。 ぼくはもちろん是。
それだけに思い入れもあるんだけどこのドラマには驚いた。 秘書のデラ・ストリートはLGBTだし、 探偵のポール・ドレイクは黒人、 メイスン本人はバツイチ子持ちという設定。 ちょっとショック(笑)。 でもドラマ版もストーリー展開については原作を踏襲してるから、 まあ良しとしよう。

あえて読まずに残してる何冊かのペリー・メイスンシリーズ。 (ガードナーのA・A・フェア名義の含め)

なんで未読を残してるかっていうと、 クリーム・ソーダの故山崎社長が 「人生には未完の部分が必要だよね」 って言ってたことが妙に頭に残ってるから。

そんなこと思い出してたら本棚からこんなものが出てきた。

どこ行ったんだろう、 って思ってたけどこのタイミングで出てくるとは、 何か不思議。








 12/9/2020
“ダミアン・ルイスの 「スパイ大作戦」 ”

面白かった。 これまでニュースでしか知らなかったスパイ事件や、 映画にもなった 「アルゴ」 や 「紅海リゾート」 の内幕、 経緯がこのドキュメンタリーで明らかに。 しかもナビゲイターがぼくの好きなダミアン・ルイス。 ゴキゲン。
2018年にイギリスで娘とともに毒殺されかけたスクリパリ氏がMI6にとっていかに重要人物だったか、 また、 ロシアを裏切った人物は絶対に許さず見せしめのため暗殺しようとするプーチン。 冷戦が終わった今でも小説より奇なことが起こってるんだ。

イランのアメリカ大使館襲撃占拠事件を題材にした 「アルゴ」 だけど、 当時ストレイ・キャッツもその事件について歌ってた。

この曲以降政治的なのは演ってないけど、 サッチャー政権下でのあの高失業率の頃、 パンクがありニューウェーブがありの時代を反映してたような。








 12/8/2020








 12/6/2020
“WHERE THE BOYS ARE ”

ずっと前にこのサイトに上げたロカッツが映画出演した時のYou tube映像、 その本編がコニー・フランシスのヒット曲名を冠したこの映画。 そのDVDを山口ケンちゃんが送ってくれました。 すごいタイムラグ(笑)。
内容は女子4人がイイ男をハントしようとあれやこれやの他愛のない話なんだけど、 このコロナ禍の今の目で見るとフォートローダーデールのビーチのハンパない密にはハラハラしてしまうという、 ふと気付くとぼくの頭の中がアフターコロナのそれに書き換えられちゃってることに気付かされた。 これからはどんな生活様式がニューノーマルとされるんだろう。
ケンちゃん、 どうもありがとう。








 12/5/2020
もはやルーティン(笑)









 12/3/2020
“再びカラーでよみがえるアメリカ : マフィアの暗黒史 ”

禁酒法の時代から1960年代にジョゼフ・バラキによってオメルタが破られるまでを最新技術によりカラー映像で。 アーノルド・ロススタイン、 ラッキー・ルチアーノ、 フランク・コステロらマフィアのドンたち。 1919年のブラック・ソックス事件で球界を追われたシューレス・ジョー・ジャクソンには驚き。 ちょっと興奮。 (フィールド・オブ・ドリームスの原作者、 W・P・キンセラの短編集 “野球引込線” に登場するジョー・ジャクソンにすごく胸を打たれたのを憶えてる)
録ってあるこのシリーズのハリウッド編も楽しみ。








 12/1/2020
このドレッシング、 美味しい。








 11/30/2020
昨日はThe Biscatsの “Cat’s Style” 金沢ライブ。

美沙稀ちゃんのボーカル、 演奏、 音の締まりと厚み、 すべてに安定感が増しノリの良さも格段にアップ。 コロナ自粛中の練習の成果かな。 ちょっとビックリ。 特に美沙稀ちゃんのお父さんのヒロシくん曰くの “トレイン・ビート”、 まさに高速列車を感じさせるリズムがドキドキするくらいめっちゃカッコ良かった。

そのヒロシくんとも久し振りにゆっくり話ができ、 いつものごとく驚くべき情報や計画を聞かせてもらった。 何て男だ。

お土産にもらったこれ、 ぼくは知らなかったけど我が家の女性陣は既知だったようで、 めっちゃ美味しいとモグモグモグ。
コロナ禍の折、 昨日お越し下さった方々もありがとうございました。 早く終息して次は大騒ぎしたいですね。








 11/26/2020








 11/25/2020
あっという間の今週末。



The Biscats TOUR 2020〜2021 “Cat’s Style” 金沢
2020.11.29(日)
金沢GOLD CREEK
金沢市片町2丁目13-11 ミリオンビル B1F
TEL:076-233-2369
OPEN/START : 18:00/18:30
チケット数量限定  料金:¥4000-(税込) ドリンク代別
チケットぴあ 【187-515】
ローソンチケット 【53239】
e+ https://eplus.jp/
お問い合わせ : FOB金沢 TEL:076-232-2424

コロナ禍の折、 様々な注意事項があります。 詳しくは The Biscats Official Web Site でご確認下さい。








 11/23/2020
Family wearing








 11/22/2020
“コミー・ルール ”

オバマ政権時代からトランプ政権途中までFBI長官を務めたメモ魔と呼ばれたジム・コミー氏の回顧録をドラマ化。 2016年の大統領選3日前のヒラリーのメール問題が再燃した背景、 選挙戦中のロシアの関与、 様々な内幕を赤裸々に。
トランプとコミー氏2人だけのディナーの際、 忠誠を求めるトランプに返した彼の言葉が印象的。
アメリカ大統領選が終わった今、 FBIの捜査が生きてるとすれば何が何でも敗北を認められないであろうトランプさん。 彼の運命やいかに、 目が離せない。
にしてもクシュナー、 クリソツ。








 11/20/2020

我が家の駐車場に立て掛けてあったリプレイでも使ってた自作の姿見鏡が昨日の強風で倒れ見事に粉砕。 取り付けてあった木板だけが残った。

その木板の隠れた部分にこんなことが書いてあった。

ぼくと当時の従業員の名前、 どうやらアルバイトのゆきえちゃんはお休みだった模様(笑)。 全然覚えが無い。 でも24年って何かあっという間。








 11/18/2020
“三島由紀夫 石原慎太郎 全対話 ”

この思慮深い二人が対談するとド凡人であるぼくらが何とも思わないことでも白熱した議論になる。 驚き。
衝撃的な死を遂げた三島氏、 ずいぶん前に読んだ猪瀬直樹氏の “ペルソナ - 三島由紀夫伝” に書かれたその今際の際の描写は今でも忘れらない。
年の近い作家仲間である石原氏との対談だけに三島氏の様々な本音を知ることができた。 保存本。








 11/15/2020
“The Playbook コーチが語る人生戦略”

ドク・リバース、 モウリーニョ、 ジル・エリスなど名コーチ (監督) たちが自身の生い立ちや人生哲学、 マネジメント方を語るドキュメンタリー。
誰が何を語ったかをここに書けるほど薄っぺらな内容ではなく、 彼ら彼女らに共通してるのは自らの確固たる信念とあくなき勝利への執念。
スポーツで世界を変えられるしこれまでもそうだった。 そして人々の人生をも大きく変える力があるということを再認識。








 11/14/2020
そうそう、 このポテチ、

噂通りイモ味がハンパ無くてすごく美味しかった。 企業努力。








 11/12/2020
BS世界のドキュメンタリー “疑惑のカラヴァッジョ”

2016年にフランスの民家で見つかった一枚の絵、 果たしてカラヴァッジョの作なのか。 その真偽を追ったドキュメンタリー。
この中で美術史家のティルガー氏の 「美術品の鑑定は客観性とはほど遠い領域にある」 という言葉がすごく印象的。
かなり前にビートたけしと村上隆の “ツーアート” というアートって何だ、 をテーマにした本を読んだけど結局アートとガラクタの違いはわからなかった。 まあ、 そもそも客観性が無いわけだからね。 その点についてはきっとバンクシーも大きくうなずいているんでは。








 11/10/2020
奥川くんの一軍初登板。

2回0/3、 57球、 被安打9、 5失点のホロ苦デビュー。
マウンド上で左足付け根あたりを何度もつまみ上げるクセは健在も、 今日は真っすぐの精度が悪く中に入ったところを痛打され。 それでも変化球はなかなかのキレで、 初回橋への初球フォークなんかはもの凄い落差。 あれは打てんよ。
随所にポテンシャルの高さを見せてくれただけにこのオフの取り組み次第で目を見張る進歩があるんじゃないか、 と。 期待しよう。








 11/9/2020
“リチャード・ジュエル”

1996年のアトランタオリンピックでの爆破テロ事件で犯人に疑われた警備員を主人公にした実話ベースの作品。 監督がクリント・イーストウッド。
そういえばそんな事件あったなあ、 と呑気に思い出したりしたけど当事者たちにとっては大変なことだったんだな。 当時の司法の独善、 メディアの暴走。 今も大して変わってないか。
クリント・イーストウッド監督、 近年では “運び屋” も良かったし頑張って映画を撮り続けてほしい。








 11/8/2020
今年のMy birthdayはStayhomeで。






ぼくのそれでのケーキは20年以上前からかぶとのこれ。

変わってないようで進化してるのがすごい。 見習わなきゃ。
そしてみんな、 どうもありがとう。 美味しかったよ。








 11/5/2020
全身タトゥー








 11/3/2020
“ローグ・シティ ”

ヤバイ、 この映画。 起承でワクワク感溢れ、 転結がああなってこうなって。 凄い。 ガッツリ脳裏に刻まれた。








 11/2/2020
“完全なる犯罪 〜デトレフ・ローヴェッダー暗殺事件〜 ”

ぜひとも隣国の文なんとかさんに観てもらいたいドキュメンタリー。
1990年に東西ドイツが統一されたけど、 東はかつての社会主義国家。 統一の過程においてその地の企業が西側自由主義経済にある企業に太刀打ちできるはずもなく、 次々西側企業による買収や閉鎖が行われ旧東側は物が無くなり人々は失業。
そうした決定を下すドイツ信託公社の長であったのがデトレフ・ローヴェッダー。 あちこちから恨みを買ったであろうローヴェッダーは自宅にて暗殺される。 いまだ未解決のこの事件、 さて犯人はどの組織なのか、 という。
隣国の南は何とか北と統一したい様子。 惨憺たる北と一部財閥が経済を支配する南が統一となればどっち側ももたないだろうね、 きっと。 このドキュメンタリーでも東の人々の混乱、 怒りは凄まじい。 まあ、 同じ轍を踏んでも良ければどんどん統一へ突き進んで下さい。 頑張ってー。








 11/1/2020
MONSTER

マロニーの左を紙一重でかわし右ストレート一閃。 神技。