2019年 11月〜12月


 12/31/2019
ついこの間がお盆休みだったような気がするのは私だけでしょうか(笑)。
今年も大過無くすごせたことに感謝しないといけませんね。 皆さまには大変お世話になりました。 どうぞ良い年をお迎えください。

〆は国産3本で。
“明日の君へ”  柚木裕子

この人の引出の多さには驚くばかり。 家裁調査官補の目を通し、 様々な人々の様々なケースを通じて読む者を唸らせ和ませてくれる作品。 読後感が爽快。

“引き抜き屋” 
良く言えば舞台劇みたいな演技のWOWOWの連ドラ。 原作が雫井脩介、何とも言えない人の心の機微を描く事が出来る作家のひとり。 所々に挟まれる演者の重いひと言が印象的。 ストーリーのテンポも良い。 「舞台風演技」を差し引いても見る価値充分。

“蝶の力学  殺人分析班”
これもWOWOWドラマ、 殺人分析班シリーズの第2弾。 ありがちな殺人事件で幕が開くも、 練ったストーリーに引き込まれる。 様々な愛、 何処に向けどう作用させるかはその人次第。 誤らないように。

一、二日前に親友Yとの忘年会の時、 WOWOWの連ドラってアイドルみたいな人や見栄えの良い人使うようになってから、 かつての内容勝負のドラマが減ったよな、 止めようかな、 なんて話してたけど、 今年後半はちょっと良くなってきたような。 2020年も続けてみようか。








 12/29/2019
“GIANTS 復活への道”

8つのエピソードがそれぞれ面白かった。 普段、 見られないジャイアンツ。








 12/26/2019
“マザー ファーザー サン”

型破りで利己主義なイギリスのメディア王マックス、 ホームレスボランティアの元妻、 父の新聞社の社長としてハッキング、盗聴、強請りをもいとわない息子。 時の首相を交え、ブレグジットに揺れる現在のイギリスを彷彿させるストーリー。 今の世界、どこを見ても融和から分断へ。 フィクションとノンフィクションの狭間のドラマが増々面白くなる。

“SUCCESSION”

こちらはアメリカのメディア王 ローガン・ロイを主役に、 間の抜けた長男、 策略家の次男、 抜け目のない三男、 はねっ返りの長女、 という家族との私利私欲にまみれた華麗ならざる骨肉の後継者争いを シェークスピア張りにリアルかつ辛辣に、 そしてシニカルに。
どっちのドラマ観ても莫大な金があるってのも災いのタネになるもんだな。 無くて良かったよ、 ウチには(笑)。








 12/24/2019
メリークリスマス!








 12/23/2019
噂の蛤ラーメンを頂きに富山の 支那そばや翠月へ。

これも真鯛塩ラーメンやのど黒ラーメンと同じく、 日曜のみの限定メニュー。 先の2つがあまりにも美味しく、 今回は 「蛤」? と思いながら訪問。


蛤ラーメン用に低温調理され、 絶妙な塩味と柔らかさに脂の甘みが併さった特製チャーシューが抜群に旨い。 これで200円、 と思いきや、 店主伊原さんがご厚意で多めに下さったようで (笑)。


スープは濃厚な貝出汁、九十九里の大粒蛤を頬張れば 「蛤ってこんなに美味しいんだ」 と改めて感じさせてくれる。 自家製のストレート麺もスープもあっという間に完食。 ヤバ旨。
真鯛、 のど黒、 蛤、 次回はどれを目当てに来ようか。 これはかなり悩ましいぞ。








 12/21/2019

最高だった。 今年ナンバーワンは “アイリッシュマン”かなと思ってたけど、 激しく凄まじく良かった。
思えば高校3年の夏休みに香林坊の映画館のレイトショー (当時そんなオシャレな言葉は無かったと思うけど) で 「新たなる希望」 を観てその特撮技術やストーリー展開に大興奮。 東京に住んでた頃に 「帝国の逆襲」を、 いい大人になってから新3部作、 続3部作を。 大袈裟に言うと今作で高3の夏に始まったぼくの人生の一部が完結しちゃったような気がする。 しかもすべてのことがキチンと腹に落ちて。
この時代に生きてて良かった。








 12/20/2019

さ、行こべ。








 12/18/2019
“NHKスペシャル 〜 食の起源”

NHKスペシャルって本当に興味魅かれる特集が多い。 と言うか、歳と共にぼくがそっちに寄っちゃたのか。
前回テーマがお米、 今回は塩。 どちらも取り過ぎは良くないけど身体にとってすごく大事。 今でも飢餓に苦しむ地域、 国は沢山あるけど、 飽食の時代を過ごすぼくたちは食との付き合い方を考えないといけない、 と。 何がどこにどう作用してどんな効果があるのか、 そんなことをもっと知りたい。

そして今日のお昼ごはん、

この季節は美味しい頂き物が増えて嬉しい。 友人Mからの牡蠣はとろみを加えオイスターソースとガーリックバターで炒め、 上に乗ったネギと大根ずしは後輩Sのお母さんから。 大根の歯応えとにしんに甘みのある麹が絡まり本当美味しい。 どうもありがとう。 これにご飯と味噌汁でパーフェクト。
えーっと、 塩分は次の食事から考えよう(笑)。








 12/16/2019
昨日のMAGIC 30th anniversary tour“ROCK’A BEAT” 金沢公演、

このツアーでの場数を踏んできた彼らは成熟度が増し、 ヤバイくらいカッコ良くて、 予想以上の数のお客さんたちも「ヘイロッカビート」の連呼ですごい盛り上がり。 本当に魅せる楽しいライブでした。 FOBの担当者も 「こんな気持ちの良いライブはめったに無い」 と大絶賛。 メンバーにとっても嬉しいひと言だと思う。

打ち上げも浩司やケンちゃんたちと色んな話で楽しく。

でもね、 ひとつ申し訳ないなっていうのが、 打ち上げの終盤にメンバーと一緒に写真をと沢山の方々が来られ、 ぼくが何度か抜けようとするも浩司が 「いいよいいよ一緒で」、 ケンちゃんは 「角さんもマッジクでいいじゃないですか」 という悪魔のささやきに引き留められ、 皆さんとパチリパチリ。 一緒に撮られた方々、 関係ないのが一緒で大変失礼しました。 モザイク加工でも施しておいて下さい(笑)。 そんなことを悔やむ二日酔いの今日。 皆さん、 お疲れ様でした。








 12/14/2019
明日、

MAGIC 30th anniversary tour  “ROCK’A BEAT” 金沢公演
12月15日(日)
Open 16:00 Start 17:00
料金:6,500円(税込) +ドリンク代 500円
会場:EIGHT HALL
住所:〒920-0981 石川県金沢市片町1-6-10 ブラザービル2F
問合せ先:FOB金沢  TEL: 076-232-2424
主催:FOB金沢


金沢では最後のライブかな、 楽しみましょう。








 12/11/2019
“ボーダーライン : ソルジャーズ・デイ”

メキシコやコロンビアのカルテルものはフィクションでもリアリティ感がハンパなく、 この映画も前作に続き超面白かった。
役者陣も引き続きのベニチオ・デル・トロはじめ、 さすがの演技力。 特にカルテルのボスの娘役、 イザベラ・モナーは圧巻。 18歳にして目で、 表情で、 仕草で心を表現。 素晴らしい。


“ウィンド・リバー”

Prime videoで最近良く見かけるこの映画、 何か月か前に観たはず、 と思いチェックしてみたら確かに。
主演がジェレミー・レナー。 何の作品観てからかは憶えてないけど、 それ以来彼のファン。
この映画が実話ベースっていうのがちょっと辛かったな。 仲間と連むことで強気になるバカが世界から一人でも少なくなることを切に望む。








 12/9/2019
いよいよ今週末

MAGIC 30th anniversary tour  “ROCK’A BEAT” 金沢公演
12月15日(日)
Open 16:00 Start 17:00
料金:6,500円(税込) +ドリンク代 500円
会場:EIGHT HALL
住所:〒920-0981 石川県金沢市片町1-6-10 ブラザービル2F
問合せ先:FOB金沢  TEL: 076-232-2424
主催:FOB金沢








 12/6/2019
娘がハワイで買ってきた御土産の中にあったキャンベルスープ。


こんなシャレオツなパスタがはいってるらしい。

大雑把でテキトーな人が多いアメリカ人だけど、 こんな細かい技を繰り出すところには感心するな。 忘れちゃいけない遊び心。








 12/3/2019

3か月前から始めた糠漬け、 やっと好みの味が出るようになった。 嬉しい。 趣味は遷ろう。


テレビで見たカリフラワーライスを使ってみた。 もともと白いご飯が大好き、 では無いせいか、 これで充分満足できた。 ヘルシーというには具が多すぎるけど(笑)。








 12/1/2019
“ザ・リポート”

“The Looming Tower 倒壊する巨塔” に続く強烈な一本。
何年か前、 あの同時多発テロ後にCIAが捕虜にしたアルカイダ幹部たちに拷問を繰り返した、 というニュースが流れた。 そのことが報道されるまでにこんなドラマがあったとは。
この映画の主役である合衆国上院職員のダン・ジョーンズの前に次々と立ちはだかるCIAの壁。 職業的良心を貫く彼を演じるアダム・ダライバーも素晴らしい。 時を忘れて鑑賞。








 11/29/2019

MAGIC 30th anniversary tour  “ROCK’A BEAT” 金沢公演
12月15日(日)
Open 16:00 Start 17:00
料金:6,500円(税込) +ドリンク代 500円
会場:EIGHT HALL
住所:〒920-0981 石川県金沢市片町1-6-10 ブラザービル2F
問合せ先:FOB金沢  TEL: 076-232-2424
主催:FOB金沢








 11/28/2019
“トップリーグ”

ここんとこ全然面白くなかったWOWOWオリジナルドラマだけど、 これは良かった、 久し振りに。
テーマとなる実際の事件を彷彿させる疑獄事件、 メディアと政治家のつながり、 表も裏も知り尽くした政治情報フィクサー、 一筋縄ではいかないストーリー。 楽しく鑑賞できた。


“ダーククライム”

実際の事件を思わせると言えば、 ちょっとクセのある刑事役をあのジム・キャリーが演じたこの映画も。 彼が事件を追ううちに倒錯した異様な世界を垣間見る。 少し前にあった 「エプスタイン事件」 を思い出す。 ラストが衝撃、 というか 「ああ」、 と。








 11/25/2019
週末東京。

新幹線から見る北アルプスの紅葉が綺麗。





限定10枚、 我が家へ。


あいにく雨のSHIBUYA SKY


でも、 SHIBUYA SCRAMBLE SQUUAREで美味しいスイーツを。





ECHIREのフィナンシェとカヌレはヨソのそれとは全然別格、 さすが。
楽しく美味しい週末。








 11/21/2019
“オーレンズ”  8巻  カズ・ヤンセ画

続けられることがスゴイ。 もう完全に一人前の漫画家、 ぼくらの 「頑張れ」 なんて必要無くなっちゃったな。
責任と自覚を忘れず。 お互い、切磋琢磨しましょう。








 11/19/2019
“ビッグ・リトル・ライズ” Season 2

シーズン1に続き、 最高に面白かった。 海辺の家、 風景、 BGM、 場面の展開、 そしてストーリー。 全てが良い。 前作からの女優陣はもちろん、 今作のメリル・ストリーブのヤなババアさぶりが秀逸。 まさに最高の引き立て役。 一気観必至。


“ザ・ランドロマット 〜 パナマ文書流出”

メリル・ストリーブといえばこの映画も良かった。 本当に多才な演技力。
そんな彼女がG・オールドマンとA・バンデラスという大物2人とともに、 監督するのがソダーバーグ。 パナマの法律事務所、 「モサック・フォンセカ」から流出した文書が発端のこの事件。 あ、 そんなことがきっかけでこの事件は明るみになったんだ、 と。








 11/17/2019
昨日は1週間遅れでぼくの誕生日祝いにと、 子供たちが 有牛に招待してくれました。

席に着くや否やこれが運ばれてきた。 肉のオーダーもまだしてないのにもうケーキ? と思いきや。 お肉で作ったそれでした。 文字もカルビ(笑)。






さすが評判店だけあり、 どれもこれも最高に美味しかった。 みんな、 どうもありがとう。








 11/14/2019
“不自然淘汰 : ゲノム編集がもたらす未来”

これは重い、 重いドキュメンタリー。
「バイオハッカー」 「CRISPR」 「遺伝子ドライブ」 等々、 普段馴染みの無い言葉が観進むにつれ重くのしかかる。
人の、 動物の、 虫の遺伝子を操作する。 ひとえに人間のために。 小さな子の重い障害の治療をする、 ある部族に蔓延する病を撲滅する。 そんなの見ると、 すごく良かったな、 嬉しいだろうなと心から思う。
ただ、 それと引き換えに子孫に影響するかもしれない遺伝子操作や種の改変、 虫や有害動物の駆除による食物連鎖の輪を断ち切って良いのか。
昔、 テレビのマンガで観た話を思い出した。 ある日地上に現れた全能の神が言う、 「地球上に必要のない生物を無くしてやろう。 1週間後に返事を聞きにくる」と。
世界各国で会議が開かれ、 やれ 「ネズミだ」 「ゴキブリだ」 と大騒ぎに。
そして1週間後のその日、 地上から消えたのは人類だった、 と。 細かいところは憶えてないけど大体こんな話。
簡易キットで簡単に遺伝子操作ができる時代。 でもそんな大それたことを確かな倫理観も無しに行う、 いつか全能の神が現れるんじゃないかと心配になる。








 11/11/2019
昨晩は富山でMAGICの 30th anniversary tour “ROCK’A BEAT” が。
ライブのノリ、 演奏、 全てがメチャクチャ良かった。 メンバーも何だろう、 若い頃と違うカッコよさを醸し出していたように思う。 歳を重ねたことによる良い意味の余裕というか。
ライブ中は例によって撮影禁止とのことで写真は無し。

で、 打ち上げ。

久し振りに揃ったメンバーと楽しい酒を飲み、 色んな話で盛り上がった。
思えば正に30年前の1989年11月、 デビュー前のMAGICに金沢に来てもらったんだ。 ライブ後、 クリームソーダ音楽出版社長だった今は亡き本多さん、 メンバーとぼくの計7人で片町の居酒屋で小じんまりと打ち上げをやったな。 あれから色んなことがあったけど、 本多さん以外、 皆んな元気でいるのが何より、 修さん含め(笑)。

打ち上げの居酒屋 銀泉の主人、 アツシのご厚意で年1でしか手に入らない日本酒、 勝駒特吟を。

メッチャ旨かった。 谷田部もゴキゲン。 アツシ、 どうもありがとう。


さあ、 来月は金沢。

MAGIC 30th anniversary tour  “ROCK’A BEAT” 金沢公演
12月15日(日)
Open 16:00 Start 17:00
料金:6,500円(税込) +ドリンク代 500円
会場:EIGHT HALL
住所:〒920-0981 石川県金沢市片町1-6-10 ブラザービル2F
問合せ先:FOB金沢  TEL: 076-232-2424
主催:FOB金沢








 11/8/2019
MAGIC 30th anniversary tour “ROCK’A BEAT”  富山公演

11月10日(日)
会場:富山 MAIRO
住所:〒930-0003 富山県富山市桜町2-2-1 21ビル 5F
TEL:076-445-1181
Open 16:00  Start 17:00
料金:6,500円(税込) +ドリンク代 500円
問合せ先:FOB金沢 :TEL: 076-232-2424
チケットぴあ: Pコード:150-115 TEL 0570-02-9999
ローソンチケット:Lコード:55301 TEL 0570-084-005
主催:FOB金沢

バンドメンバー、 そして富山の皆さんに会うのが楽しみ。 楽しい一夜にしましょう。








 11/7/2019
“会社蘇生”  高杉良著

ここ何年かの高杉氏の著作はどうにもいただけないけど、 全盛期の頃に書かれたものは面白い。 そういう面白い経済小説を読むと、 自分に課せられた使命、 職業的良心等、 忘れてはいけない大切なことを再確認させてくれる。 まだまだ発展途上。








 11/4/2019
楽しみ。

“テッド・バンディ”


これも。

“アイリッシュマン”
ジミー・ホッファの失踪をスコセッシはどう扱うのか。 もうすぐ。








 11/2/2019
バディ・ホリーのRock Around With Ollie Vee、

多分、 大概のベスト盤なんかに入ってるのはこのヴァージョンが多いんじゃないかと思う。 初期R&Rの荒々しさ、 情感たっぷりのボーカルとシンプルな演奏。

でもぼくはこっちのヴァージョンが好き。

Grady Martinのギターをはじめスタジオミュージシャンをバックに、 乾いたドラム音、 流れるようなギターソロ、 ドキリとするサックス、 もうひとつのヴァージョンと比べると淡々としたカントリータッチなボーカル。 このテイクにも初期ロカビリーのカッコ良さが詰まってる。