2018年 7月〜8月


 8/31/2018
”甲子園という病”  氏原英明著  新潮新書

驚いたな、 全てとは言わないけど、 ぼくが20年以上前から訴えてきた甲子園での過密日程、 投球過多の問題に大きく切り込んでる、 この本。
過去、 アマチュア界、 プロの世界を問わず投手を使いつぶし、 その上で名将、 闘将という名声を得た人たち。 もうそういう時代じゃ無いんだと、 野球に限らず日本のスポーツ界も変わらなきゃ。








 8/28/2018
”Elvis Presley: The Searcher ”

HBO製作のエルビス・プレスリーのドキュメンタリー。
確認できたのは、 やっぱりぼくにはサン時代と56年セッションの頃が魅力的に見える、 ってこと。
でもエルビスとしては7年ぶりのライブとなった68カムバック・スペシャル後が音楽的にも良かったのかな。 私生活は別として。
こんな偉大なアーティストなのに、 死の際は切ない。

”WALT DISNEY ”

良い面も悪い面も含め、 等身大のウォルトを知ることが出来るドキュメンタリー。
後にディズニー作品は 「陳腐」、 「お気楽」 と批評されるも、 「私は陳腐な作品が好きなんだ」 と言ってのけたのは、 批評家と大衆の目は違うことに気付いていたからこそだろうし、 ある種自信の表れだったんだろう。
エルビスとウォルトのお陰でぼくの人生はどれだけ楽しく、 豊かになったか。 もっと感謝しないといけないな。








 8/26/2018

昨日の石川ミリオンスターズ対読売ジャイアンツ3軍


エスコートキッズは息子が在籍したチーム、 新神田クラッシャーズの子供たち。


試合での辻東倫選手はさすがの快打を連発。


一塁コーチャーはかつての新人王、 松本哲也。


2回終了時に降雨で中断、 再開したものの5回終了後再度の激しい雨により5回コールドゲームに。 ちょっと消化不良もジャイアンツの巽投手、 良かったなあ。 プロのピッチングを堪能。
そして、 ここ何年かの高校野球、 プロの試合はもちろん、 今日の3軍戦でも一眼レフに400mmクラスの望遠レンズ装着女子に隔世の感を覚えるおっさんでした。








 8/25/2018
おおっ、 この夏最高の3ショット。








 8/24/2018

まだまだ暑いけど、 夕方の雲の色が晩夏のそれに。








 8/21/2018
今年も繰り返された愚行。

金足農業高校、 吉田投手。 甲子園での一回戦に登板してから、 今日までの14日間に投げた球数は800球以上。 今日の試合では4回に身体が動かなくなった、 と。
2年前、 タイガース金本監督が藤浪投手に一試合で投げさせた球数が161球。 その翌日以降、 「投げさせすぎ」 「藤浪の肩を壊す気か」 「懲罰か?やりすぎだろ」 等々、 非難されたのは記憶に新しい。
おかしいよね、 18歳の高校生の800何十球とプロの161球。 18歳にそうさせたことを誰も責めず、 問題提起もせず、 プロのそれを非難するメディア。 そしてテレビでは高校生の酷使を美談に仕立てる。 こんなバカなこと、 一体いつまで続くんだろう?

ただ、今年はそこを問題にする声が現役、 OB、 ライターから例年より多く上がっているような気がする。

夏の甲子園「選手の未来を考えない」指導者もファンも時代遅れだ 〜 長谷川 滋利
桑田真澄氏「まず球数制限」  東大アメフト部・森清之HCと高校野球の未来語った
マー君、 球児へエール&甲子園へ提言
「痛いか?」ではなく「いけるか?」  甲子園でエースたちが潰されていく理由
済美・山口の184球は「熱投」か。 美化すべきでない異常な球数、 問うべき投手起用のあり方
ドラフトの目玉、 金足農・吉田輝星を襲う連戦連投の 「蓄積疲労」
甲子園決勝は本当に明日でいいのか。 金足農業・吉田輝星の投球数が……。
夏の甲子園、なぜ“炎天下”の開催にこだわるのか  「言行不一致」 主催・朝日の欺瞞

特に長谷川滋利氏のコラムは是非読んでほしい。
で、 スポーツ医学・ 科学の進んだアメリカは実際どうなんだろうと最近読んだのが、

”豪腕”
著者のジェフ・パッサンは、 Yahoo sportsで10年以上記者を務めるベースボール・コラムニスト。
ぼくの中で先進的だと思っていたアメリカ野球界、 「ショー・ケース」 や 「パーフェクト・ゲーム」 というアマチュア選手の品評会等が弊害となり、 十代での内側側副靭帯再建手術、 いわゆるトミー・ジョン手術数が恐ろしい勢いで増えている、 と。 驚き。
トミー・ジョン手術がヒジの問題を解決してくれる、 と安穏とするアメリカ。 トミー・ジョン手術に至らないようにする事に手をつけない日本のアマチュア球界。 どちらも問題。
が、 この本が出版されたのが2016年、 翌年2017年にアメリカのアマチュア球界にこんなルールが出来たそう。
アメリカ高校野球、 肩・肘の酷使問題対策で球数と登板間隔をルール化

結局、 アメリカは何とかしようと空回ってもアクションを起こすんだな。 情けないよ、 日本は。
でも勘違いしてもらいたくないのは、 ぼくは甲子園大会を無くそうって言ってるんじゃない、 ってこと。 目標を持って、 何かを目指すのはとても大切な事。 高校球児にとって、 甲子園はまさにその頂点なんだから。 観てるぼくたちに郷土愛を確認もさせてくれる。
変えるべきなのは、 その過密日程、 MAXの球数とインターバルの明確なルール、 流行りの言葉で言えば 「選手ファースト」。 金のたまごをみんなで守らなきゃ。

今日の甲子園閉会式、最初にスピーチした日本高野連の八田会長の耳を疑う言葉、 「金足農業校の吉田投手は秋田大会からひとりで投げ抜きました。 高校野球のお手本となるようなチームです」 って何だそれ。 酷使の奨励かよ。
こんな前近代的なおっさんを追放することから始めなきゃ。








 8/19/2018
先月行った時は無かったステーキ屋さんが金沢フォーラスに。



内装は重い作りというより、 ダイナー風を意識したような雰囲気。




肝心のステーキ肉は歯応え、 食感が良く、 オニオンソースもレフォールソースも美味しかった。 フォーラスへ行く楽しみが増えたな。








 8/17/2018
”Spielberg”

スティーブン・スピルバーグの生い立ち、 映画への思い、 取り巻く友人、 俳優たちを取り上げたHBO製作のドキュメンタリー。
特に監督仲間のルーカス、 コッポラ、 デ・パルマ、 スコセッシたちとのエピソードは最高。
”スカー・フェイス” のあの階段での銃撃シーンを撮ったのは実はスピルバーグ、 とか、 みんなで ”スター・ウォーズ” のラッシュを観てた時に、 デ・パルマのひと言であのタイトル・ロールが生まれた、 等々。
スピルバーグの 「映画はセラピー」 という言葉が印象的。

”ヘロイン×ヒロイン”

ヴァージニア州ハンティントン、 「ヘロイン過剰摂取の中心地」 と呼ばれるブルーカラーの街。 その過剰摂取による死亡率は全米平均の10倍。 そんな街で消防署長、 裁判所判事、 伝道師として薬物問題解決に取り組む3人の女性を追ったドキュメンタリー。
40分と短いんだけど、 アカデミー賞の候補になったというだけあり、 中身はずっしり。
この作品といい、 ”フリント・タウン” といい、 アメリカの病巣は根深い。 反面教師としてぼくらは、 日本は何かを学ばないといけない。








 8/15/2018
”ジョー・パターノ  墜ちた名将”

名門校、 ペン・ステートのアメリカン・フットボールチームを率いた名将、 ジョーパことジョー・パターノ。 元コーチがチーム在籍中に起こした児童性的虐待事件、 ジョーパは関連していたのか否か。 そして、 その関連の線引きはどこなのか。
ジョーパを演ずるアル・パチーノが素晴らしい。 製作はHBO、 さすがの出来。 息つく間もなく一気に鑑賞。

”フリント・タウン”

全米ワースト3に入る治安の悪さ、 その上財政難にも苦しむミシガン州フリント・タウン。 そのお陰で300人いた警察官が98人に、 住民1000人に対し警察官が1人という割合いの現在。 それでも人を、 街を守ろうと苦闘する彼らを追ったドキュメンタリー。
彼らが言う 「貧困と失業が犯罪を生む」 という言葉が辛い。

”アイ・アム・ア・キラー  殺人鬼の独白”

10人の殺人犯へのインタビュー、 事件の背景、 加害者と被害者双方の生い立ち、 環境を丁寧に映像化。 事件の真実、 根幹はどこにあるのか。
以前読んだ 美達大和氏の著書にあった通り、 殺人犯に自己弁護が過ぎる人が多いのは洋の東西を問わずなんだな、 と。 それでも一見の価値ありのドキュメンタリーなのは間違いない。








 8/12/2018
昨日は富山での ”BLUE ANGEL featuring 紗羅マリー” のライブへ。

今回はメンバー + 随行者で、 呑々道場のシゲルやクリームソーダ元従業員の方々、 古株の関係者の方々など、 いつもより大人数。 お陰で色々楽しい話もできました。


紗羅ちゃんとは去年11月の 「マジック featuring ブラックキャッツ」 の打ち上げ以来、2度目の。
実は彼女の義父というのが、 ぼくが二十歳くらいの頃からお世話になってるGさん。 だから彼女の息子さんがGさんのお孫さん。 「こんなことあるんだね」 と、 Gさん一家の近況も知ることができた。


そのGさんが青山で経営していたバー、VIPSで店長だったのがこのセイキさん。 30数年ぶりの再会。
当時から最高にノリの良い人で、 そこは今も全然変わらず。 懐かしい話と、 お互いの空白期間の事で超盛り上がり。 すごく楽しかった。
あっ、 そうだ。 当時ぼくが金沢に帰ることになって、 修さんと誠一くんが送別会を開いてくれたのがVIPSだった。 そんなありがたいことがあったなあ。


ウリ坊とは今年3月の 「マジック featuring ブラックキャッツ」 以来。 ついこの間だな (笑)。


打ち上げ終盤にはケン坊さんのバースデーケーキが用意され、 紗羅ちゃんがバースデーソングを唄い。 ケン坊さんも嬉しそうだった。
そしてこのケン坊さんとセイキさんコンビの当時の暴露話がメチャクチャ面白かった。 もちろん、 墓まで持って行く類の話です (笑)。
皆さま、 朝までお疲れ様でした。


こんな姿は今もカッコイイ。
修さん、 仁くんたち、 お世話になりました、 どうもありがとう。








 8/9/2018
今年3月、 富山での 「マジック featuring ブラックキャッツ」 の打ち上げの時に富山の仁くんから、 「角さん、 お盆にぼくら仕切りで紗羅マリーちゃん絡めたイベントやりますから空けといて下さいね」 と言われ、 今週初めには修さんから、 「とおるちゃん、 週末のイベント、 泊まるとこどうする?」 とお気遣い頂いたそのイベントがいよいよ明後日に。 月日の経過早すぎ (笑)。

2018/8/11(SAT) ROCKABILLY COASTER @LOG SESSION

OPEN 18:00 START 18:30 ADV\3.500 (200枚限定) with Drink \500
BLUE ANGEL featuring 紗羅マリー
Secret Cats
入善ロカビリークラブ
Hot Fat`s
FOOLISH
PRESENTED BY 入善ロカビリークラブ・OG CLUB

行かれる方、楽しい一夜にしましょう。








 8/8/2018
ここ2、 3日涼しい日が続く金沢、 今日行った白山市白峰の方々も同じことを言ってた。
途中寄った手取湖、

今年の猛暑の割には思ったほど渇水してなくて一安心。

これが6年前の8月23日の、

まあ今日から2週間、 猛暑が続けば多少水位は変わるだろうけど、 この感じで行けば水不足の不安は無いのかな。
先人の決断に感謝。








 8/7/2018
ちょっと前の記事だけど、 検察と裁判所の判断がイコールと言われる日本で この判決は特異なのか。

単にぼくが他のこういう事例を知らないだけかもしれないけど、 ちょっと驚き。 特に3ページ目にある控訴審での裁判官の見解は素晴らしいと思う。








 8/5/2018
この週末は沢山の美味しいものを頂きました。

いつも仲良くさせてもらってるYさんから、 「先日はお世話になりました」 と、

こんなヤバイお肉の詰合せ。

大変だ (笑)。

金沢のKさんからは、 カツオのたたきを。

表面の香ばしさがね、 たまりません。

親友Yからは昨日釣ったという立派なアジ、 サバを。


アジは骨が硬く、 刺身にするには手強いんで近所の魚屋さんで捌いてもらい3パックに分けてもらって、 母や姉におすそ分け。


ピカピカのサバは塩焼き用に、

皆さま、 本当にありがとうございます。 頂くのが楽しみです。

そして、 石川県人の今日のスポーツハイライトはもちろんこれ。

先ず1勝。 1992年以来、 甲子園で校歌を歌った松井。 そうか、 あの夏の日からもう26年も経つんだ。








 8/3/2018
Sarabeth's



家では作れない、 食べられない。 見た目も味も食感も、 予想以上。

麦と麺助





麺、 スープ、 3種のチャーシューとつくね、 どれもが素晴らしく絶品。 特に麺、 こんなのには滅多に出会えない。

夜は、

おっさんの身体に悪そうなこんな組み合わせも旨いんだ、 これが。


道中遭遇。 単独事故で何でこんなことに? 皆さん、 気を付けて。 損をするのは自分だからね。








 8/2/2018
驚いたなあ、

石川県大会での優勝後、 ローカル番組のインタビューで、 キャプテンだったか監督だったかが 「始球式が松井さんなので開幕日に試合がしたい」、 と言ってたのがホントにそうなっちゃった。 しかも第一試合に。 持ってるなあ、 星稜。
頑張れ。








 7/31/2018
NHKスペシャル

追跡!!アインシュタインの脳 〜失われた“天才脳”の秘密に迫る〜
驚きの連続だった。
あのアインシュタインの脳が保存され、 世界各国にそのピースが分散されていたとは。 それを保管していた人々の身の危険を感じるほどのプレッシャー。 新たに確認されたその脳の写真からCGを使い、 立体的に再現、 普通の脳との比較、 違いを鮮明に映像化したこと、 等々。
保存をOKしたといわれるアインシュタインも、 そんな人々のことや、 ここまでのことが出来る時代が来ることを予見してたかな。

これも興味深かった。

消えた弁護士たち 中国“法治”社会の現実
一党独裁国家では当たり前なんだろうな、 人権を無視した抑圧や拘束って。 日本に生まれて良かったよ。 それでも時の政権の揚げ足を取るように国会前でデモをする人たちって何なんだろう。 まあ、 表現の自由だからね。
それにしても中国のこんな現状が他国で放送されるというのは、 それはそれで良い方向に向かってるってことなんだろうか。








 7/29/2018

不覚にも文庫になるまで知らなかった ”下町ロケット”シリーズのこれ。 一気読み。

続けて今月発売のシリーズ3作目。

根幹となる池井戸ワールドは不変なれど、 ストーリーにこれまでと違う流れが出来つつあるような。
これは次作が楽しみになってきた。








 7/26/2018
こんな事もあった。
ぼくが K-BOXという雑貨屋を辞めたあと、 祖師谷にあったクリームソーダの寮の修さんの部屋にしばらく寝泊りしてた時期がある。 修さんはバイクで通勤してたから (その後、 事故がありバイク通勤は禁止に)、 毎朝誠一くんとバスで駅へ行き、 原宿まで電車で一緒に通ってた。 (ヒマなぼくは一日原宿辺りをプラプラ)
最初のコカコーラの CMの評判が良かったおかげで第2弾をロサンゼルスで撮影し終えた時期で、 「今度のはおれが歌ってるんだよ」 と言いながら駅のホームで振り付きで口ずさんでくれて、 楽しそうに色んな裏話をしてくれた。
金沢に戻ったあと始まったその CMがこれだった。

「ここはオレの〜♪」 おおっ、 これだこれだ。 ちょっと感動した記憶がある(笑)。
毎朝の通勤時、 電車の中で子供の頃の話や上京したての頃のこと、 怪人20面相に勤めるきっかけになった話、 その頃は金髪だったこと、 音楽に対する葛藤、 役者への夢、 等々色んな話をした。 詳しくその内容をここに書くことはできないけど。 あの頃から誠一くんは確かに揺れてたと思う。
それ以降、 ぼくが東京へ遊びに行き、 その帰り際には必ず 「角、 もう帰っちゃうの? 次はおれに会えないかもしれないよ。」 って毎回言ってた。
それから何年かして、 本当に会えなくなっちゃった。
安らかに。








 7/24/2018
先月修さんたちが遊びに来たとき、 花が咲いた話はやっぱり昔の話。
怪人20面相跡でのブラック・キャッツデビュー前の練習、 ぼくも何度か遊びに行ったけど、 印象深いのが中学の頃からの親友Tを連れて行った時のそれ。
当時ツイストのメンバーだった鮫島さんともうひとりが先生で、 その時練習してたのがこの曲。

イントロのギターとドラムとボーカルのタイミング取りがなかなか上手く行かず苦戦してた。 休憩はさみ何度も何度も繰り返し練習。 昼間の仕事を終えたあとに、 すごいな、 この人たち、 ってその時本当に思った。 だからデビュー後、 軽々しく 「下手なバンドだな」 とか言う奴らにはすごく腹が立った。 永ちゃんが言ってた 「何にもしてない奴が一番文句言うんだよ」 は本当だったね。
修さんが触媒となって忘れていた事が蘇ってきた。 また何かあればアップしよう。








 7/22/2018
最近、 味噌汁の具はもっぱらこれか、


これ。



すごく良い出汁。 美味しい。

そして今週はソース味に魚粉で。 これまた最高。








 7/19/2018
”燃える部屋”  マイクル・コナリー

ロス市警刑事のハリー・ボッシュシリーズ最新作。
困った時、 悩んだ時に気がつくと 「誰々だったらどうするかな」 と考える 「誰々」 のひとりにボッシュが入ってることがある。 架空の人なのにね。
シリーズ一作目の ”ナイトホークス” を読んだのがかれこれ20数年前。 その時の衝撃、 感動は今もはっきり覚えてる。 ぼくの人生の中でも、 間違いなく素晴らしい出会いのひとつだった。

そういえばシーズン4が配信されたんだ。

楽しみの先送り。








 7/17/2018
二か月ぶりに至福の一杯、 真鯛塩ラーメンを頂きに 支那そばや翠月へ。


とにかくこのスープはご飯に合う。

麺の合い間にレンゲにちょっと乗せたご飯にスープを絡ませ、 さらにその上に鯛のほぐし身を乗せたり、


トロトロ煮玉子の黄身を乗せて食べれば悶絶状態。

麺を完食したあと、 スープにご飯を入れればどこのそれよりも美味しい鯛雑炊に。 昇天。


帰りに店主の伊原さんから自家製の太麺と特製塩ダレをお土産に頂き、


たっぷりの海鮮で塩焼きそばを。

ありえない麺のコシとその塩ダレはさすがのプロの味。 食べ終えた瞬間、 次はいつ作ろうかを考えてしまうくらい美味しかった。
ごちそうさまでした。








 7/14/2018
”DOPE”

全米各地での麻薬取引の実態を売人側からと、 警察側からの視点を追った緊迫のドキュメンタリー。
すさまじい格差社会のアメリカ、 てっとり早く金持ちになるにはドラッグディーラーになるのが近道。 ましてや生まれた瞬間からその環境にあれば、 それしか知らないし、 そうなるのが当然だろ、 という。

最近映画化された ”ドッグ・イート・ドッグ”、 20年くらい前に原作を読んだんだけど、 あれ思い出しちゃったな。 著者のエドワード・バンカーは少年院や刑務所を出入りしてた筋金入りの犯罪者。 (その後、 タランティーノの映画とかに役者として出演したりもあったな)
その本の中でひとりの犯罪者が 「おれはこの世界しか、 ここで生きる術しか知らないんだ。」
このひと言がすごく印象的。
ぼくらが十代の頃、 一丁前の顔してイキがってたなんてお遊びみたいなもんだったな、 とつくづく思った。 こういう世界の人からすれば。 すごく恥ずかしくなる、 自分が。

こうやって本を読んだり、 ドラマや映画観て色々学ぶと浮かぶのが 「実るほど、 頭を垂れる稲穂かな。」
そんな自省を促すことが幾度もあり、 心も身体も (!) 丸くなった私。 まあ、 そうやって大人しくなるとね、 調子に乗る奴も出てくるわけで、 うん。 世界は広い、 自分なんて屁みたいなもん、 「頭を垂れる」 ことを学ばなきゃ。
話は大変逸れてしまいましたが。

”自白調書ファイル”

警察、 検察によって自白ビデオ、 テープを取られた被疑者が陪審員裁判によってどういう運命を辿ったか、 を追ったドキュメンタリー。
選ばれた陪審員は、 事件報道をするメディアや、 捜査機関がまさか犯罪の証拠を自分たちの都合の良いように扱うなんて思ってもいないし、 ましてや自白したビデオがあるんだから、 これは有罪だろ、 と。

日本の冤罪事件でも良く聞くのが、 「毎日々、 こうやってああやってお前がやったんだろ!」 と言われ続けると、 「おれがやったのかもしれない」 という気になるとか、 「はいそうです」 と言えばこの辛い状況から抜け出せる、 という話。
まさにそうなんだね、 このドキュメンタリー観ると。
冤罪と無罪の間の山を超えるのは、 自分ひとりでは無理なんだという現実。

それでも最近読んだこの本、

ある弁護士が身に覚えのない犯罪で訴えられ、 被疑者となり、 検察、 裁判官たちと闘ったノンフィクション・ノベル。
日本の法制度、 その時の対処法、 自分の心構え、 ちょっと衝撃的。








 7/12/2018
ここのレストランは既に紙ストロー。 さすが。






キュッと冷えたビールと食べるこれも負けずに美味しい。

ごちそうさま。








 7/9/2018
”誤判対策室”

ここのところのWOWOWオリジナルドラマ、 調子いいな。
過去に死刑判決の出た事件に冤罪の疑いが無いかを調べる誤判対策室。 話が進むにつれ、 一筋縄ではいかない展開に。
いくつかツッコミどこはあれど、 エンディング含め見応えあるドラマだと思う。








 7/6/2018
先日金沢に遊びに来た修さん、 みんなで近江町市場へ行った際、 「とおる、 これスペアリブにして家族で食べたら」 と買ってくれたマグロのあら。

さっそく塩、 あらびきコショウ、 ガーリックチップを降り、 寝かせて

タマネギのすりおろし、 ケチャップ、 ウスターソース、 はちみつ、 料理酒、 ゴマ、 その他諸々で作った自家製ソースを絡ませ

小分けにして冷凍保存。

解凍しアルミホイルにくるんで、 しばし焼き上げれば、

手前味噌ながら、 すんごく美味しかった。 家族からの評判も上々。 修さん、 ありがとうございます。 美味しかったですよ。








 7/4/2018
”メカニズム”

ブラジルの政・財・官を巡る汚職を暴いた実話ベースのドラマ。
ブラジルのドラマって初めて観たけど、 諸々の妨害を乗り越え粘り強く捜査を進めた人たちの動向、 葛藤が良く描けた骨太ドラマ。 ブラジル、 日本より全然やるなあ。


”シークレット・シティ”

こちらは2016年のオーストラリアのドラマでフィクションなんだけど、 その前年誕生した 「親中派」 のターンブル政権を模した、 オーストラリア政府と中国外交部、 諜報員を絡めたドラマ。
今でこそターンブルは中国の内政干渉を阻もうとしているものの、 政権発足当時は息子が中国政府のアドバイザーとして活躍していた中国共産党党員の娘と結婚していたこともあり、 このドラマはその親中ぶりを憂いて製作されたのかな、 と深読みしたり。 もし、 そうであればこれまた骨太。
こういうドラマは本当に面白い。








 7/3/2018
大健闘。 泣くな、 昌子。








 7/1/2018
こんな考えを持った選手がいたんだ。 Yahoo newsで知った。

そんな選手を指名したのがファイターズだという。 ドラフトにおいて我が道を行くチャレンジャーファイターズ。 自分たちの信じるやり方を貫くこの親子とこのチームに讃美を送りたい。