2017年 11月〜12月


 12/31/2017
年内にやってしまおうと思ってたことが思うようにはかどらない中、 今日のUFC219のメインカード、 女子の絶対王者クリス・サイボーグ vs. 挑戦者ホリー・ホルムの女子フェザー級タイトルマッチには震える感動 。

試合前のオッズでは圧倒的不利なホリー、 それでも彼女はかつて女子格闘界のクィーンだったロンダ・ラウジーをパンチ、 キックでKOとまさかのアップセット。
そんな過去の栄光があるものの、 現在2連敗中の彼女が今の女子の圧倒的王者に挑んだこの試合、

残念ながらフルマークでの判定負け。
ここで勝ってれば色んなストーリーに仕立てられるんだろうけど、 人生そう上手くはいかない。
それでも絶対王者に顔を腫らすくらいボコボコにされながらも果敢に挑んだことは間違いないし、 月並みな言い方かもしれないけど、 他人の評価よりも自分を信じてやり遂げることが大切なんだと、 この年末に良い教訓を改めてもらった。
来年はそれを胸に難しいことにもチャレンジしよう。

今年も皆さん、 大変お世話になりました。 ありがとうございます。 どうぞ良い年をお迎えください。








 12/27/2017

”「南京事件」 を調査せよ”  清水潔著
「右でも左でも無い、 唯一の真実を」、 との思いで記者人生を貫いてきた著者の衝撃のノンフィクション。
30万人の中国人が殺害されたと中国側が言い張る南京事件。 そもそもそんな事件があったのか、 あったとしても果たして何人が殺されたのか。

「南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち」 という本に書かれた日本軍兵士の日記。 それは会津若松で編成され、 上海、 南京に派遣された 「歩兵第65聯隊」 や 「山砲兵第19聯隊」 に所属していた兵士たちのもの。
それを読んだ著者はその内容に急速に引き寄せられる。 そして、 そのあたりから本作に引き込まれる私。 そこから一気に。
加害者である日本軍兵士の日記の真偽を探る、 いわゆる裏を取る。 そこに書かれた彼らが乗った駆逐艦の名前、 その航路は日記の内容と間違いないのか、 その戦闘内容に齟齬がないかを確認するため防衛省に保管されている戦闘詳細にあたる。
「南京大虐殺を記録した・・・」 の原典となる日記を見つけ、偽造や改ざんは無いのか、 あの行軍のさなかに万年筆を使うことが本当に出来たのか、等々。

微に入り細を穿ち、 ファクトを積み重ねて行く気が遠くなる作業、 著者の清水氏は過去の著書 「桶川ストーカー殺人事件」 では警察が被害者の告訴をもみ消していたことをスクープ、 「殺人犯はそこにいる」 では足利冤罪事件や北関東の連続幼女誘拐殺人事件の真犯人に迫っている調査報道の第一人者。
この著書についてはアマゾンの書評でま意見が真っ二つだけど、 読んで、 感じて、 掴み取る、 が大切だと思う。 一読の価値は大いにある、 とも思う。








 12/26/2017
今年のクリスマスはリフォームしたばかりの姉の家で。

総勢15名、 年を取ると沢山集まるほどそれに比例し出費が増えるけど、 楽しく飲み食いできるのが何より。 健康に気を付けなきゃいけない年になっちゃたからね。








 12/24/2017








 12/21/2017


Walking Dead SEASON8
思えば何年か前、 TSUTAYAでSEASON1を借りた時は各エピソード2本くらいしかなかったのに、 今は棚を覆い尽くさんばかりに揃ってる。
それくらい沢山の人々を虜にしたこのWD、 前シーズンはちょっと消化不良気味だったけど、 今回は激しい闘いが続く。 が、 ちょっともどかしさも。
そしてあのニーガンの描き方に少し変化が。 シーズン後半に向けての布石か。
エンディングはちょっと衝撃。 そんな。








 12/18/2017
”世の中それほど不公平じゃない” 最初で最後の人生相談  浅田次郎

かつて柴田錬三郎、 今東光、 遠藤周作、 開高健という錚々たる大作家たちが務めた週刊プレイボーイ (十代の頃、 大変お世話になりました) 誌上の人生相談。 それを今回引き受けた浅田次郎先生の分をまとめた本書、 江戸っ子で根が真面目な先生の性格が色濃く出てます。
昔気質で武士道を重んじる、 が、 ユーモアもたっぷり。 おまけに昭和の薫りフンプン、 楽しくためになる一冊。

”世田谷一家殺人事件”  一橋文哉

事件発生から今年で丸17年、 未だ未解決のこの事件。 一般紙ではわからないこの事件の凄惨さ (ご夫婦と長女への執拗で残虐な刃物での攻撃等)、 犯人の並はずれた異常性 (4人殺害後、 10時間の居座り、 メロンアイスをスプーンを使わず絞り出すように5個をたいらげ、 あちこちに放置等)、 あらためて戦慄が走る。
著者が言うように韓国人のLが犯人であるとすれば、 何故警察は積極的に動かないのだろう。
北関東連続幼女誘拐殺人事件 のように警察のメンツが問題になってるのか、 それとも公判に堪えうる証拠が得られないのか。
次は是非とも解決に至ったノンフィクションを読みたい。








 12/16/2017
複合的に絡み合いながら、 二転三転するストーリー。
傑作の誕生、 サイコーでした。








 12/15/2017
いざ!








 12/12/2017
フュード/確執 ベティvsジョーン


ロバート・アルドリッチ監督の1962年の名作、 「何がジェーンに起ったか?」 の水面下で繰り広げられた、 ベティ・デイヴィスとジョーン・クロフォードという大女優同士の壮絶なバトルを描いたドラマ。
ベティ役をスーザン・サランドンが、 ジョーン役をジェシカ・ラングがというこれ以上ないという配役。
その時代設定のセット、 現れる車、 まさにぼくの好みにドンピシャ。
そこに、 時代から置き去りにされた大女優ふたりの愛憎半ばする関係、 巻き込まれる周りの人々、 アメリカのドラマの奥深さがうかがい知れる一作。


弁護士ビリー・マクブライド


原題はギリシャ神話の ”Goriath”。 すごく想像力が掻き立てられる良いタイトルだけど、 これじゃ日本では伝わらないか、 ってことでのこのタイトル。 ま、しょうがないか。
ビリー役がビリー・ボブ・ソーントン、 良い役者だと思う。 ぼくは大好き。 やっぱりFargoでの殺し屋、 ローン・マルヴォ役が印象深い。
このシーズン1でキチンと区切りがついてるし、 内容も枯れた中年男が主人公と人ごととは思えず、 ぼくの好きな法廷もので、 全編に漂うやるせなさ感が何とも言えず、 すごく面白かった。
決定したシーズン2が楽しみ。








 12/10/2017
昨日の朝のビッグ・ニュース、 ”大谷翔平 ロサンゼルス・エンゼルス入団へ”。
1、 2日前に一部メディアが 「エンジェルスが筆頭候補に浮上」 と伝えていたけど、 まさか本当にとは。
同僚となる26歳のスーパースター、 マイク・トラウトも絵文字でその驚きをツイート。




昨日のMLB公式サイトのトップも大谷。


そして今朝、モレノ・オーナーらと会見を。



激動するアメリカ・プロ・スポーツ界においてエンゼルスは、 オーナー、 監督、 球団幹部らの変更がここ何年もほとんど無い落ち着きのあるチーム。
全ての面において、 異国の生活は苦労が多いだろうけど、 アメリカでもスーパー・スターと呼ばれる選手になってもらいたい。 頑張れ。


そのエンゼル・スタジアムでヤンキース戦を男3代で観戦したのが10年くらい前。

ジーター


A・ロッド


ランディ・ジョンソン


我らが松井秀喜。
皆んなリタイアしちゃったな。

試合後、 グラウンドに立つリプレイの頃の私、


息子と亡き父。

10年経つと色んなことが変化してる。
経年劣化含め (笑)、 自然な変化は多々あれど、 ダーウィン じゃないけど能動的に変化することを恐れてはいけないと思う。 自分のためにも、 家族のためにも。








 12/7/2017
この間、 ラジオから流れてきたフォー・トップス。 改めて聴くとすごく良い曲を歌ってるしダンスもイカシてる。




特にこの曲は、 90年代にドジャースタジアムに向かうレンタカーの中で聞いてたKF101とかCBS-FMで良くかかってて、 今でも聞く度に90年代LAの通りと当時のドジャースタジアムを思い出す。

この際、 Motown Soundの探求でもしようかな。








 12/4/2017
昨日は青野美沙稀ちゃんのライブへ。

一年振りに観た彼女たち、 沢山のステージをこなしてきたであろう余裕と共に、 スマートなライブがすごく良かった。

こんなに盛り上がってました。



ライブ前は修さん、 三輪さん、 美沙稀ちゃんのお父さんのヒロシたちと焼き鳥を、 その時もライブ後も、 この仁くんたち富山チームの皆んなには今回もお世話になりました。 (Photo by 三輪さん、 修さんはトイレ中)

そしてライブに誘ってくれたユキちゃんも、 皆さんどうもありがとうございました。








 12/2/2017
このドラマ、 奮える面白さ。

ノルウェーも対テロに多大な犠牲を払って貢献してるんだな、 と。
どんな国が対タリバン、 対ISのために派兵し、 どんな貢献をしてるか、 そんなことを日本のメディアはもっと丁寧に伝えないといけない。
そうすれば、 安保法に反対だけ唱え、 対案も出さない側の人々も少しは考えるんじゃないか。








 11/28/2017
今度の日曜は美沙稀ちゃんのライブ。

2017 Magical Rockabilly Night
日時:2017年12月3日(日)OPEN17:00 START17:30
会場:富山市中央通り1丁目3-13「SUMMER KNIGHT(サマーナイト)」
チケット代:2,500円(別途ドリンク代500円)
出演者:青野美沙稀・Hot Fat’s・FOOLISH・入善ロカビリークラブ
DJ:DJ KEN・ビリ助・チャル・コジロー
チケット取扱店:富山市総曲輪「つばめ食堂」・富山市西町「大衆酒場 虎樂」








 11/26/2017
この間の誕生日にもらったあと、 冷凍しておいたチャーシューを使ってチャーシューチャーハンを。
オイスターソースとダシが肝かな、 と。 ごはんもパラパラで自分で食べる分には充分満足。


Nさんに頂いたチョコレートケーキ、

回りのチョコもパリパリで、 美味しい甘さ。 どうもありがとう。

寒い季節はイヤだけど、 こういう楽しみがあるからね、

やっぱり地のものは水っぽさも無く、 カニの旨みに酔える。 ○商店さん、またお願いします。

そして今日は支那そばや翠月のこれ、



たばこを止めて20年近くになるけど、 以来、 素材が良いものは本当に美味しい、 と感じるようになった。








 11/23/2017
最近DVD化されたこの2本、



どちらも実話ベース、 どちらも体の一部を失くしてしまう人たちがいて、 どちらも ”愛は憎悪に負けない” ということを表していると思った。
どちらも観て良かった。








 11/21/2017
素晴らしい、 石川から初の 新人王

オフも忙しくなるだろうけど、 まずはゆっくり休養を。








 11/19/2017

「罪責の神々」
マイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズ5作目の本書、 相変わらずキレも良く、 全体の三分の一くらいがぼくの好きな法廷シーンだったんで、 あっという間に完読。
主人公の弁護士、 ミッキー・ハラーはM・コナリーの別シリーズの主役のハリー・ボッシュと異母兄弟という設定、 この作中にも何度かハリーが登場、 コナリーファンの心を上手くくすぐる。

そしてこんな箇所も、

ダウンタウンからドジャースタジアムへ向かう道、 スタジアムの明るさ、 華やかさ、 そしてリタイアしてしまった名アナウンサー、 ヴィン・スカリーの声を思い出してしまうような。
LA好きの心もくすぐってくれる。








 11/18/2017








 11/17/2017
先日の東京、 美味しかったな、 というのがこのふたつ。
パイフェイス


みんなで色んな種類のパイを頼んで、 少しづつ食べたけどどれもこれも美味しかった。

中でもぼくはプレーンなミートパイに一番感動。

もう一つが錦糸町の 麺魚


50代には確実カロリーオーバーな真鯛ラーメン雑炊セット。 写真で見てもヤバイよね。

まあとにかく鯛出汁スープが凄い。 燻したチャーシューもすごく手が込んでるし、 全粒粉の麺も旨い。 次回も必ず来ようっと。








 11/15/2017
今年のメジャーの新人王は、 NY・ヤンキースのアーロン・ジャッジと、 LA・ドジャースのコディ・ベリンジャーに。



二人とも強烈なパワーヒッターで本当にこの先楽しみな選手。
そして二人とも今年のポストシーズン・ゲームでは徹底的に弱点を突かれ、 シーズン中ほどの活躍が出来なかった。
右打者のジャッジは外のボールゾーンへ逃げるカット・ボールやスライダーを、 左打者のベリンジャーは追い込まれたあとのファストボールを、、 それぞれ来年どう対処するか。
アメリカは欠点を克服では無く、 長所を伸ばす考え方だから、 それらをいかに打てるようにするか、 より、 そこをどう見逃し解放するか、 に力点を置くと思う。 そこをキチンと出来るかどうかで彼らの将来が決まるんだろうな。
いみじくもイチローが彼らに対してこんな コメント を。
日米問わず、 投手であれ打者であれ、 365日それを考えてる人間でないと成功できない厳しい世界。
今年の新人王二人には、 未来の野球界を背負う資格は充分にあると思う。








 11/12/2017
ラビリンス

東欧チェコのドラマ。
チェコで起こったある猟奇的殺人事件、 お隣スロバキアでも同じような事件があり、 両国の男女の刑事が捜査にあたる、 という。
事件のカギとなるのが、 15世紀オランダの天才画家ヒエロニムス・ボス( 英語読みはボッシュ) の作品、 「最後の審判」。 (ぼくの大好きな作家、 マイクル・コナリーの作品の主人公、 ハリー・ボッシュはこの天才画家と同名。 売春婦で若くして殺害された母親が付けた名前、 という設定)
被害者たちの殺され方が、 全て 「最後の審判」 に描かれた絵と同じ。 更に被害者は増え続け・・・。
ネタとしてはまあ、 二番煎じと言わざるを得ないけど、 街並みや自然がね、 北欧ともちょっと違ってすごく新鮮だった。 ストーリーの破綻も無く、 丁寧に創られた面白さだった。

これも東欧、 ポーランドの ”ポーランド未解決事件課”
ポーランドなんて、 ワレサ議長 (以前観たこの人の半生を描いた映画、 偉ぶらないし、 市井の人々の中に飛び込む、 すごく庶民的な人で驚いた) の登場によって民主化が進んだ、 くらいの知識しかなかったけど、 このドラマは面白かった。
話としては、 日米の 「コールド・ケース」 と同じテーマなんだけど、 大きく違うのは、 この国の場合、 第二次大戦中はナチスにやられ、 戦後はソ連と共に社会主義国であったこと。 このことがストーリーに大きな翳を落とし、 日米のそれと決定的な違いを生んでいる。
面白いドラマを観ながら、 少しは賢くなったかな。








 11/10/2017
先日のぼくの誕生日、 この歳になると毎年の通過点みたいなもんで、 嬉しくも楽しくも何とも無いんだけど、 家族からのこんなプレゼントは嬉しいもんです。


珍しく長男から、


みんな、 どうもありがとう。








 11/8/2017

















 11/6/2017
MAGIC featuring BLACK CATS


ライブ中は撮影禁止とのお達し、

オープニングのブラック・キャッツや誠一くん、 ギリさんの未見の画像で、 リアルタイムで時を共有したぼくはウルッと来るわ、 ヒロシくんの ”カバーガール” を生で聴いたとたん、 怪人20面相での公開練習をついこの間のことのように思い出しちゃうし、 MAGICはリプレイとドン被りの時期だし、 何だか感慨深いライブだったな、 とおじさんの感想。


打ち上げでは、 さっき歌い終わったばかりの修さん、 クリームソーダ音楽出版の本多さん、 かつて ”原宿のジェームス・ディーン” と呼ばれた元キング・コングのガクちゃんら (そうそう、 修さん、 ガクちゃん、 素敵なオファーをありがとうございました。 来年春、 楽しみにしてます) 古参チームをはじめ、

MAGICの面々に、


こんな若手陣も混じり、 楽しく打ちあがり。


そして、 ”MAGIC featuring BLACK CATS” の最終ライブが、 故山崎社長の命日である3月24日に行われると追加発表。

山崎社長、 伴ちゃん、 ギリさん、 誠一くん、 安らかに。








 11/3/2017








 11/2/2017
アストロズ、 強かったなあ、

ドジャースは残念だったけど、 今年のポストシーズンゲームで、 ボストン、 NY、 LAという伝統ある球団を打ち破り勝ち切ったアストロズはチャンピオンに相応しいチームだった。

その試合直後、 4番でショートのコレア選手が グラウンドで求婚



さすがアメリカです。 日本だと張さんに ”喝!” 入れられそう(笑)。

そして、 ダルビッシュ、

敵将も こう言って 称えてくれてます。 (アメリカ人特有のリップサービスもあるだろうけどね)
ただ、 これだけ打ち込まれた原因はAロッドが 言ってる通り、 球種を読まれてたと思う。 スプリンガーの二塁打 (スライダー)、 ホームラン (ツーシーム) はドンピシャのタイミングで打たれてたもんな。
まあ、 LAの記者にはけっこう叩かれてるみたいだけど、 エースのカーショーも去年まではポストシーズンは散々だったからね。 ぼくら凡人には判り得ない凄まじいプレッシャーがかかってるってこと。
試合後、 ダルビッシュは 「ワールドシリーズでやり返したい。 自分はドジャースでやりたいです」 と言ってたそう。 LAファンとしては是非、 残留契約を結んで更なる活躍を期待したいな。